MENU

トイレの窓は開けるな
.

「トイレは、ずっと窓を開けて換気する」
この習慣、当たり前だと思っていませんか?

実家でも、以前住んでいたアパートでも、トイレに窓があるのは「普通」のことでした。
臭いがこもるのが嫌だから、用を足した後はパッと窓を開ける。あるいは、常に少しだけ開けておく。
それが清潔で正しい暮らし方だと、換気扇もついてなかった30年以上前から、ずっと信じて疑わなかったんです。

でも、百年の家®では、
「トイレの窓は、絶対開けないでください。というか、そもそも換気のための窓はいりません」

えっ、トイレに窓がないなんてありえない! 臭いはどうするの? 
湿気は? 真っ暗で息苦しくないの? 
と最初は思うかもしれません。

でも、この理由を詳しく聞いて、
実際に「窓を開けない(窓のない)トイレ」でのモデルハウスを体験してみると……
今まで良かれと思ってやっていたことが、
実はいかに家の性能を台無しにし、家族の健康をリスクにさらしていたかが分かります。

なぜ「トイレの窓を開けてはいけないのか」、
そして「窓のないトイレがなぜ最高に快適なのか」、
その驚きの理由を主婦の目線でお話しします。


1. じつは、窓を開けると「臭い」は家の中へ広がる

一番のショックはこれかと思います。
くさい臭いを消すために窓を開ける行為が、実は「臭いを家中に広げる原因」になっているのです。

百年の家®︎に限らず、最近の高性能住宅は、
24時間計画換気で家全体の空気の流れが綿密かどうかは別にして計算されています。

専門的な言葉で言うと「負圧(ふあつ)」といって、家の中の気圧を外より少しだけ低く保つことで、
汚れた空気を計画的に外へ追い出す仕組みになっているんです。

トイレには必ず排気口(換気扇)がありますから、
本来なら、トイレの臭いはその排気口に向かって一直線に吸い込まれ、そのまま外へ捨てられるはずです。

ところが、
ここで窓をガラッと開けてしまうとどうなるか。?

窓から外気が勢いよく入ってくるので、せっかくの「計画した空気の流れ」が止まります。

これを「ショートサーキット」といい、換気の失敗例です。
窓から入ってきた風がそのまま、すぐ上についている換気扇から外にでます。
トイレの臭いは上にある排気口に行けなくなり、たまります。

そこで台所でレンジフードをスイッチオンすると室内はさらに負圧になり、
窓から入ってきた外気は、トイレにたまった臭いを抱え込み、ドアの下から、廊下へ、
そしてリビング台所へ・・・・
隙間を通ってリビングや廊下の方へと逆流してしまうんです。

「窓を開けた方が換気できる」というのは、隙間だらけの昔の家でも換気できていない。
まったく無駄なやり方です。

さらに現在の24時間換気やレンジフードがついている家では、
「窓を開けないこと」が、最も早く、確実に匂いを消す方法です。


2. 「25度」の聖域を壊してしまう

百年の家®︎の最大のメリットは、冬でも家中どこでも「25度」が保たれていることです。
リビングはもちろん、廊下も、寝室も、そしてトイレも。 

以前の家では、冬のトイレは「極寒の地」でした。
便座に座るまでが修行のようで、冷え切った空間で身を縮めて用を足す……。
あの寒さが血圧を上げ、ヒートショックの原因になることは、今の家づくりでは常識です。

せっかく6畳用エアコンで家中を25度に温めているのに、
トイレの窓を少しでも開けたらどうなるでしょうか?

 氷点下の冷たい空気が窓から大量に入り込み、せっかく温まったバリアフリーな温度環境が一瞬で壊れてしまいます。
一度冷え切ったトイレをまた温めるには、余計なエネルギーが必要です。

「少しの換気くらい……」と思うかもしれませんが、
その「少し」が積み重なって、暖房効率を下げ、光熱費を無駄にし、
何より家族をヒートショックの危険に晒しているんです。 

百年の家®︎に住んでから、冬の夜中にトイレに起きても「寒っ!」と感じることが一度もなくなったと言われるように、
それはトイレの窓を閉め切り、家の性能で空気の流れを管理しているからこそ手に入る、本当の安心なんです。


3. 窓は「汚れと虫」の入り口でしかない

主婦目線として、もう一つ声を大にして言いたいのが「掃除」のことです。 
いつも開けてあるトイレのサッシや窓枠って、掃除がすごく面倒じゃありませんか? 

結露でカビが生えたり、砂埃がたまったり。
おまけにトイレの窓は小さくて高い位置にあることが多いから、踏み台を持ってこないと掃除ができない。

さらに、夏場に窓を開けておけば、小さな虫が網戸を抜けて入ってくることもあります。
清潔であるべきトイレに、虫や埃をわざわざ招き入れているのは、実は「窓」だったんです。

百年の家®︎で、思い切ってトイレを「窓なし(または開かないFIX窓)」にしてみたら、これがもう、驚くほど掃除がラクになります。 窓がないから、埃がたまらない。結露もしない。壁紙がずっときれいなまま。 「トイレに窓があるのは当たり前」という思い込みを捨てるだけで、名もなき家事が一つ、人生から消えてなくなります。


4. 窓がない方が「ホテルライク」で落ち着く空間になる

「窓がないと暗くて圧迫感があるのでは?」という心配もあるようですが、実際は全く逆です。 
窓がないことで、トイレが「外の影響を受けない、完全に守られた個室」になるんです。

最近のおしゃれなレストランや高級ホテルのトイレを思い出してみてください。窓があるところって、意外と少なくありませんか? 適切な照明計画を立てれば、窓からの不安定な光よりも、ずっと落ち着く、上質な空間が作れます。外からの視線を気にする必要もありませんし、防犯面でも「トイレの窓から侵入される」という心配がゼロになります。

百年の家®︎のトイレは、24時間絶え間なく新鮮な空気が送り込まれています。窓を閉め切っていても、あるいは窓がなくても、空気は常に澄んでいます。
 「窓を開けなきゃ」という強迫観念から解放されることが、精神的にも自由になります

最後にかなり大事なことをお伝えします。
百年の家®︎のトイレでは、お父さんが入ったすぐ後でも娘さんが入れます。
これは、「くさい=嫌い」という若い女性特有の感情と思われますが、
百年の家®︎で育った娘さんは、トイレが臭ったことがないので、
普通に気にせずに入ります。

そして結婚してアパートとかに入ると
自然の摂理を初めて知るわけです。


結論:窓を閉める暮らしが、暮らしの質を変える
私たちは、これまでの古い家での経験から、「窓あけ=良いこと」という図式が頭に染み付いています。
でも、最新の技術で建てられた「百年の家®︎」においては、その常識はもはや「過去の遺物」です。

トイレの窓を開けない。あるいは、最初から窓をつけない。 それは、単なる「手抜き」ではありません。 「計算された空気の流れを最大限に活かし、家族の健康を守り、無駄な掃除を減らし、光熱費を抑え、不快な臭いも排出する」
そのための、極めて合理的な選択です。

もしあなたが今、百年の家®︎の間取りの打ち合わせ中で「トイレに窓がないなんて……」と悩んでいるなら、
ぜひ一度、その窓を「消して」みてください。 
その代わりに手に入るのは、24時間365日、春のように暖かく、匂いもなく、
掃除も少なくなる、最高に贅沢なトイレ空間です。

「トイレの窓を開けない暮らし」 それが、あなたが本当に快適な家づくりを理解した、最初の一歩かもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次